ボイトレでは、一旦、言葉を忘れる
2026/04/02
僕は、作詞もしますし、作家でもあるので、言葉の重要性は知っているつもりですが、ボイトレでは、一旦、歌詞を忘れて欲しいのです。
「それ、どういうこと?」ってなりますよね。何度か言っていますが、言葉の発音を作っている子音は、発声をする上で、大きな弊害になります。
当然、人は歌詞で歌うのですから、弊害だらけになってしまうのです。
子音がなくて、母音だけで歌えば、歌は格段によくなります。ただし、口や口の周りに無駄な力が入っていない状態で、息が声帯をストレートに通過することが条件です。
でも歌詞は確実にあります。だから誰でも子音で歌います。ではどうすればいいのか・・・
例えば「愛してる」という歌詞があった場合、「あア・いイ・しイ・てエ・るウ」
のカタカナの部分で歌うのです。
「それだけ?」ってなると思いますが、それだけです。
でもこれは簡単ではありません。カタカナの母音の部分で歌おうと思っても、人には子音で歌う習性がこびりついています。子音がこびりついていると、きれいな母音にはなりません。きれいな母音というのは、口や口の周りに無駄な力が入っていない、ストレートに息が声帯を通った時にだけ現れます。
このきれいな母音は、高い音を出すことが出来ますし、よく響く通る声にもなります。
問題は、こびりついた子音です。ですから、それを振り払う為に、一旦、言葉を忘れて欲しいのです。歌詞で歌うと、大抵、子音にアクセントがついています。これで息を使ってしまいますし、そこからきれいな母音を出すのは、とても難しいのです。
歌詞ではなく、記号で歌っているつもりで、まずは声質を作り、音程を整えて、音楽をしてから、歌詞に感情移入をして、歌を表現してください。
まずは記号です。
この次は、母音は音痴を治せる、と言う話。
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